赤信号なのに、周りの人が渡り始めると「自分も渡らなきゃ…」と感じたことありませんか?
この記事では、赤信号でも渡りたくなる「心理」の理由や有名な実験、日常のあるあるシーンについて分かりやすく解説します。
赤信号でも渡りたくなる心理とは?
赤信号なのに、周りの人が次々と横断歩道を渡っていく…。
「自分も渡った方がいいのかな?」と焦った気持ちになること、ありますよね。
実はこれ「同調行動(コンフォーミティ)」という心理が働いているからだと考えられています。
人間は、周囲の人と同じ行動を取ることで安心感を得る性質があるのです。
有名な実験:アッシュの同調実験
この心理を証明した有名な実験に、社会心理学者ソロモン・アッシュ氏による「同調実験」があります。
実験では、1人の被験者と複数の協力者が「線の長さを比べるテスト」を受けました。
協力者たちはわざと間違った答えを言い、被験者はその中で自分の答えを出さなければなりません。
結果、被験者の多くが「自分の目では違う」と分かっていても、周囲の答えに合わせて間違った答えを言ったのです。
この実験は、人は周りに合わせる力がとても強いことを示しています。
日常でも見られる「同調行動」
赤信号のシーン以外にも、私たちは日常で「周りに合わせる」行動をしています。
- 職場や学校で周囲の意見に流される
- 人気店の行列を見て「自分も並ばなきゃ」と感じる
- 友達がやっているファッションや髪型を真似する
「みんなと一緒」の安心感は、人間にとって本能的な欲求なのかもしれません。
流されない自分を意識して
赤信号でも渡りたくなるのは、「周りと同じ行動を取ることで安心したい」という心理が関係しています。
でも、危険な場面では「本当にこれでいいのかな?」と一歩立ち止まって、自分の判断を大切にしたいですね。
意識することで、必要以上に流されない自分を育てられるかもしれません。
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